fc2ブログ

<藤井善仁>の公務員試験対策と「その周辺」 -試験情報分析ブログ-

   ~異床同夢:公務員試験(主要出発点)から<教育再興>(主要終着点)を目指す~

<質問⇒回答> 硝子の少年少女たちへ #6

2015.05.03 (Sun)
古今東西,いつの時代も受験生というものはガラスのハートの持ち主でしょう(かつて当方もガラスの少年と呼ばれておりました・・・).

受験生であるならば,汗かき,涙を流しながら,結果が出るその日まで戦い続ける日々を経験します(七転八倒,砂噛む想いをすることもあるでしょう).

日々,生講義,面接相談,進路相談をしている「現場の予備校講師」としての経験を「硝子の少年少女たちへ 」というシリーズで書かせていただきます.

ご質問への回答は,あくまで一予備校講師としての見解(個人的的見解)なので,その点ご考慮下さい(当方の予備校講師の経験則より,お答えさせていただきます).

=========================================
  <質問>
 京都府の専門科目で出題される「経済原論」と「経済学」の違いは?

=========================================

先日,京都府の試験概要の記事を書かせていただきました.

http://fujiiyoshito.blog.fc2.com/blog-entry-277.html

京都府行政・福祉2

京都府の行政 I Aと行政 I(10月)の区分で出題される専門科目は上記の要覧通りとなります.

申込時ではなく,問題をみて,時間内に「総合政策」と「法律」,「経済」の中から1つを選択することになります.

ここで,経済系の科目として,「総合政策」にある経済学11題,「法律」にある経済学5題に対し,「経済」では経済原論18題となっておりますので,経済学と経済原論の違いが不明というご質問であると思います.

結論からいうと,両者の本質的な違いはありません.

つまり,同じ経済理論であるミクロ経済学とマクロ経済学のことを経済学といったり,経済理論と呼びますが,公務員試験では経済原論と呼ばれることが通常です.

京都府が敢えて経済学と経済原論と呼び名を変えているのは,以下の通りとなります.

「総合政策」は,行政系を専門的に学んできた方を対象とし,「法律」は法律系科目を専門的に学んできた方を対象とし,「経済」は,経済学部等で経済理論を専門的に学んできた方を対象としております.

国家総合職や神戸市一般枠のように,受験しやすく配慮した選択制の試験区分にしているので,自ずとその専門領域により,重視する科目の出題数も変わってきます.

   「総合政策」:経済学11題
   「法律」:経済学:5題
   「経済」:経済原論:18題


法学部出身者を想定した選択科目である「法律」は,経済学以外は法律系で占められているように,最低限度の経済学の知識を問う内容の出題となっております.

一方で,「経済」を選択科目とする受験者は総合職(経済区分)で出願するような経済学プロパーの方を想定しております.

したがって,問題数も18題となり,通常の経済学部生が手薄になる法律科目は5題に圧縮されております.

「総合政策」はその中間で行政科目系科目が幅広く出題されます.

では,「経済学」と「経済理論」の違いは何かというと,単に,出題範囲の広さと深さの違いとなります.

すなわち,

   経済原論 > 経済学

ということです.経済原論の出題は,範囲も広く,難度が高い問題も含まれてきますが,経済学は,基礎から標準レベルを対象としているという感じです.

ミクロとマクロが得意な受験生は,細かい論点にも対応可能ですから,経済原論(これはあくまで公務員試験のミクロとマクロであり,総合職・経済区分レベルではない)を選べば問題ありません.

総合職の法律区分で出題される選択科目の「経済学・財政学:6題」も経済区分で出題される必須問題の「経済理論:16題」の一部が出題されております.

※総合職では,京都府が区別している経済原論と経済学を

   経済理論(経済) > 経済学・財政学(法律,政治・国際)

と区別しております.

以上,よろしくお願い申し上げます.

藤井拝(∵)/

P4270845.jpg


=§=======================<Work Academy>==
 <逆転の時事・社会事情> 財政事情編


 
ゼミバナー

=§=======================<Work Academy>==
関連記事

コメント


管理者のみに表示

トラックバック